良質な脂を多く含む
うつくしまエゴマ豚

 うつくしまエゴマ豚は、福島県が5年の歳月をかけて技術を確立した、オリジナルのブランドポークです。
 福島県の系統豚「フクシマL」をもとにした三元交雑豚に、出荷の1ヶ月前からエゴマの実をすり潰し混ぜた餌を与えて肥育します。エゴマの実を3%混ぜた餌を与えることにより、通常肥育の豚の脂肪と比べ、良質な脂を多く含んでいるのが特徴です。
 現在、年間2,500~3,000頭が出荷されていて、県内を中心に首都圏でも広く流通しています。

※「うつくしまエゴマ豚」は鈴畜中央ミートの登録商標です。

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α-リノレン酸を
多く含む健康食材
「エゴマ」の名産地

 福島県は健康食材「エゴマ」の名産地でもあります。地元では古くから親しまれてきた健康食材で、「10年経っても蒔けば芽を出す」「食べると10年長生きする」などの言い伝えから、「じゅうねん」という愛称で呼ばれています。

 エゴマからしぼられた油は、DHAやEPAの元であるα-リノレン酸を多く含んでいます。α-リノレン酸は、人間に必要な必須脂肪酸の仲間で、生活習慣病の予防に役立つと言われていますが、体内で生成できない成分です。
 エゴマを食べて育ったエゴマ豚の肉には、このα-リノレン酸が豊富に含まれています。

うつくしま
エゴマ豚の特長

 うつくしまエゴマ豚は、福島県畜産試験場で実施された官能検査でも、肉質の柔らかさ・歯ごたえ・味わい・香りなどが通常の豚と比べ、全ての面で高い評価を得ています。

 また、生活習慣病の予防に役立つと言われている「α-リノレン酸」が通常の豚の約4倍、サンマの約2倍多く含まれているため、健康を気遣うお客様にもおすすめです。
 さらに、うつくしまエゴマ豚はアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー促進物質と疑われる、リノール酸の含有量が少ないことも注目されています。

 旨味の強い肉質と甘くてさらりとした良質な脂が特長で、とんかつや生姜焼き、冷しゃぶなど幅広い料理に合います。なかでも、豚肉特有の臭みがなく柔らかい肉質と、さっぱりとした後味が楽しめる「冷しゃぶ」は絶品です。