うねめ牛とは

 うねめ牛は、生後約30ヶ月の黒毛和種と定められた福島牛のなかでも、さらに未経産の雌牛に限定されています。福島県のほぼ中心に位置する郡山市内で約20ヶ月肥育し、かつ社団法人日本食肉格付協会の定める肉質等級が4または5(最上級)の肉牛を「うねめ牛」と名付けています。

 安積野(現在の郡山市)の地に1,300年以上前から語り継がれる「采女(うねめ)伝説」にちなんで名付けられた「うねめ牛」。その肉質は、さながら采女の羽衣を思わせるような繊細な食感と優雅な口溶けが特長です。

 出荷頭数が極めて少ないため、取り扱うお店がまだまだ限られてはいるものの、全国JAグループ共励会では最優秀賞を3度獲得するなど内外ともに折り紙つきの高い評価を得ており、注目度の高いブランド牛です。

うねめ牛の特長

 うねめ牛は肥育する生産者が限定されており、肥育日数も長いため、出荷頭数が極めて少なく希少価値が高いブランド牛です。
 非常に難しいと言われる、未経産の雌牛の肥育。良質のブランド牛に育てあげるには、大きな苦労がかかります。
 うねめ牛は、経歴50年以上のベテランが揃う「うねめ牛を育てる会」の会員農家によって丹精込めて育てられます。
 可能な限りストレスを避け、清潔に保たれた牛舎で温湿度の管理を徹底。飼料には国産の稲わらを使用することで、深みのある味わいをつくり出します。

 サシの網目が非常にきめ細かく、甘みのある肉質で、繊細ながらもしっかりとした食感。まずは、塩か上質なわさびだけのシンプルな味付けでいただくのがおすすめです。和牛本来の脂の旨みとジューシーな食味を、しっかりとダイレクトに感じていただけます。

地元でしか味わえない
うねめ牛を全国へ

 現在うねめ牛は福島県内と首都圏の一部の飲食店にしか卸していませんが、今後は全国に展開していく予定です。

 鈴畜中央ミートではネットでの販売を行っていますので、新鮮で上質なうねめ牛をご家庭に直接お届けできます。贈答品としてはもちろんのこと、特別な日に大切な人と召し上がっていただきたいお肉です。